医王寺ののラッパイチョウ
篠山の中心部から少し離れた篠山川沿いに気づかず通り過ぎてしまうような小さなお寺
医王寺があります。 大学時代の生物部の先輩が見つけたもので、採集の帰り自転車から
下を見て気づいたもので 小さな鳥の形していちょう散るなり夕日の丘に・・ と歌われ
た姿ではなく葉がラッパ状になっていたのです。
感覚の不思議さは 必要なものとそうでないものを無意識に選別していることです。
車の運転をしていても手にとって見なければわからないような羊歯などでも、 少し異質
なものが入ると気が付きます。 車をとめてよく見ると珍しい羊歯だったり、 水中を泳
ぐ鮎とウグイ、 ハヤとカワムツなどの区別が人よりよく出来るものです。 パターン認識
の部類にはいるものらしく写真に映ったものを後から見るようなものでアフリカの原住民が
ゴリラの数を一、二、三と数えないで映像としてとらえると聞きました。友人に聞い
てもよくあるということなどで皆さんも経験されていることと思います。
紅葉の時期一度来られて見たらどうでしょうか。 |